子どものおもちゃは、気づかないうちに数が増えやすいものです。
ぬいぐるみやブロック、車のおもちゃ、絵本など種類もさまざまで、遊んだ後にリビングや子ども部屋へ広がったままになってしまうこともあります。
毎回大人がすべて片付けていると負担が大きくなりますが、収納方法を工夫すると、子ども自身でも片付けやすい環境を作ることができます。
おもちゃを整理するときに大切なのは、きれいに並べることだけではありません。どこに何を戻すのかが分かりやすく、無理なく続けられる収納にすることがポイントです。
この記事では、子どものおもちゃを整理するときの基本的な進め方と、片付けやすい収納にするためのコツを紹介します。
子どものおもちゃが散らかりやすい理由
おもちゃを整理する前に、なぜ散らかりやすいのかを確認してみましょう。
おもちゃの数が増えやすい
おもちゃは、誕生日や季節のイベントなどをきっかけに少しずつ増えていきます。
新しいおもちゃが増えても以前のおもちゃをそのまま残していると、収納スペースが足りなくなることがあります。
収納場所に対しておもちゃの量が多すぎると、きれいに片付けることが難しくなります。
種類が多く収納場所が分かりにくい
子どものおもちゃにはさまざまな種類があります。
細かく分類しすぎると、大人にとっては整理されているように見えても、子どもにとっては「どこに戻せばいいのか分からない」という状態になることがあります。
片付けやすくするためには、収納方法をできるだけ分かりやすくすることが大切です。
遊ぶ場所と収納場所が離れている
おもちゃを使う場所と収納する場所が離れていると、片付けるときの手間が増えます。
例えばリビングでよく遊ぶのに、すべてのおもちゃを別の部屋へ戻さなければならない場合、片付けが負担になることがあります。
よく遊ぶ場所の近くに収納場所を作ると、元に戻しやすくなります。
子どものおもちゃを整理する基本的な方法
1.おもちゃを一度確認する
まずは、現在どのくらいのおもちゃがあるのか確認します。
すべてを一度に出すと作業が大変になる場合は、おもちゃ箱一つずつ、棚一段ずつというように、小さな範囲から始めても構いません。
どのようなおもちゃが多いのかを確認することで、必要な収納方法も考えやすくなります。
2.よく遊ぶおもちゃを分ける
現在よく遊んでいるおもちゃと、最近あまり使っていないおもちゃを分けてみましょう。
よく使うおもちゃは、子どもが自分で取り出しやすい場所へ置くと便利です。
一方で、使用頻度の低いおもちゃまで一番使いやすい場所に収納すると、よく使う物が取り出しにくくなることがあります。
3.似た種類のおもちゃをまとめる
おもちゃは、ある程度種類ごとにまとめておくと片付けやすくなります。
例えば、車のおもちゃ、ブロック、ぬいぐるみ、工作用品など、大きなくくりで分けてみましょう。
細かく分類しすぎる必要はありません。
子どもが見て「これはここ」と判断しやすい程度にまとめることがポイントです。
4.収納する場所を決める
おもちゃの種類を整理したら、それぞれの収納場所を決めます。
よく使う物は手の届きやすい場所へ、使用頻度の低い物は少し離れた場所へ置くなど、使う頻度に合わせて考えると整理しやすくなります。
収納場所を頻繁に変えてしまうと分かりにくくなるため、使いやすい場所が決まったらしばらく同じ場所で様子を見てみましょう。
子どもが片付けやすい収納にするコツ
収納方法を簡単にする
子ども自身で片付けられるようにするには、複雑な収納方法を避けることが大切です。
箱の中へ入れるだけ、棚の決められた場所へ戻すだけなど、簡単な動作で片付けられる仕組みにすると続けやすくなります。
収納ケースのふたを毎回開ける必要があるなど、手順が増えると片付けにくくなる場合があります。
おもちゃを詰め込みすぎない
一つの箱におもちゃをたくさん詰め込むと、下にある物が取り出しにくくなります。
取り出すために中身を全部出してしまうと、その分片付ける物も増えてしまいます。
収納スペースに少し余裕を残しておくと、出し入れがしやすくなります。
置き場所を分かりやすくする
おもちゃの収納場所は、子どもにも分かりやすいことが重要です。
収納場所を決めたら、家族で共有しておきましょう。
文字が読める場合は簡単な名前を付けたり、収納ケースごとに役割を決めたりすると、戻す場所が分かりやすくなります。
よく遊ぶおもちゃを取り出しやすくする
毎日のように遊ぶおもちゃは、取り出しやすい場所に置きましょう。
反対に、あまり使わない物を手前に置いてしまうと、必要なおもちゃを取り出すたびに他の物を動かさなければならなくなります。
使う頻度に合わせて収納位置を決めることで、遊ぶときも片付けるときも負担を減らせます。
増えすぎたおもちゃを見直すときのポイント
子どもの物を大人だけで勝手に処分しない
長く遊んでいないおもちゃがあっても、大人だけの判断ですぐに処分するのは避けた方が安心です。
子どもにとって大切な物である場合もあります。
処分するか迷う物は、すぐに手放さず、一時的に別の場所へ保管して様子を見る方法もあります。
新しいおもちゃが増えたタイミングで見直す
新しいおもちゃが増えたときは、収納全体を見直す良い機会です。
現在よく遊んでいる物や、ほとんど使わなくなった物を確認し、収納場所を調整してみましょう。
増えるたびに収納家具を追加するのではなく、現在のスペースで管理できる量かどうかを確認することも大切です。
成長に合わせて収納方法を変える
子どもの成長によって、遊ぶおもちゃや片付けやすい方法は変わっていきます。
以前は大人が手伝わなければ片付けられなかった場合でも、成長すると自分で分類したり収納したりできるようになることがあります。
一度決めた収納方法にこだわらず、現在の使い方に合わせて見直していきましょう。
おもちゃを片付ける習慣を作るための工夫
一度に全部片付けようとしない
たくさんのおもちゃが出ている状態から、すべてを一度に片付けようとすると負担になります。
まずはブロックだけ、車だけというように、種類を一つずつ片付けると進めやすくなります。
片付けるタイミングを決める
遊び終わるたびに片付ける方法もありますが、家庭の生活スタイルによっては難しいこともあります。
夕食前や寝る前など、一定のタイミングで片付けるようにすると習慣にしやすくなります。
家庭ごとに無理なく続けられる時間を決めてみましょう。
大人も片付ける場所を守る
収納場所を決めても、大人が違う場所へ戻していると、子どももどこに片付ければよいか分からなくなります。
家族で決めた場所は、できるだけ同じように使うことが大切です。
使いにくいと感じる場合は、ルールを守れないことを問題にするのではなく、収納方法そのものを見直してみましょう。
まとめ
子どものおもちゃを整理するときは、見た目をきれいにするだけではなく、子ども自身が片付けやすい仕組みを作ることが大切です。
まずはおもちゃの量を確認し、よく遊ぶ物を分け、似た種類ごとにまとめて収納場所を決めてみましょう。
収納方法を複雑にしすぎず、子どもが分かりやすく戻しやすい方法にすると、片付けを続けやすくなります。
また、おもちゃの量や遊び方は成長とともに変化します。
一度決めた収納方法にこだわらず、その時の生活に合わせて少しずつ見直していくことがポイントです。
まずは一つのおもちゃ箱や棚から整理し、家族にとって使いやすい収納を作ってみてはいかがでしょうか。
